カテゴリ: 展覧会

2019年6月4日から9日まで、銀座鳩居堂画廊にて「清和選抜書展」が開催中です。

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会長を始めとする、清和書道会を代表する作家38人の作品、及び植村和堂の遺作が展示されています。

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清和書道会らしい、優美な仮名作品を中心とした作品が並べらました。

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楢原副会長作品
~舞扇しづかにたたむさまに似て夕ぐれしぼむ紅芙蓉~三ヶ島葭子
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細字作品は美しい料紙も見どころの一つですので、間近でじっくりご覧になっている外国人のお客様もいらっしゃいました。文字が読めなくとも、伝統美の美しさは万国共通に伝わります。

堀川常任理事の作品
魔訶般若波羅蜜多心経
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野口理事の作品
新古今和歌集より
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銀座にお越しの際にはぜひお立ち寄り下さい。


下記の通り、清和選抜書展が開催されます。
銀座にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。

会期:2019年6月4日~9日
   11:00-19:00 (最終日は16:00まで)
会場:銀座鳩居堂画廊3F
主催:清和書道会
後援:毎日新聞社、毎日書道会、全日本書道連盟、かな書道作家協会
入場無料

日本橋高島屋にて、4月3日から8日まで、現代日本の書道界を代表する女性書家たちによる「第50回現代女流書100人展」が開催されました。漢字、かな、近代詩文書、大字書、篆刻、刻字、前衛書の7部門より、それぞれの分野で活躍する作家の作品が展示されました。

当会からは、仮名書道を代表する作家として、楢原萠春副会長と、佐藤芙蓉顧問、2名の作品が展示されました。

楢原萠春
~梅の花散りうかびたる池の面に降りしきる雨は音を乱さぬ~若山牧水
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佐藤芙蓉
~青柳の糸縁りかくる春しもぞ乱れて花のほころびにける~「古今和歌集」春 紀貫之
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また、昨年の毎日書道展会員賞(グランプリ)受賞者による「現代女流書新進作家展」も同時開催され、当会からは、岡崎爽峰常任理事の作品が展示されました。

岡崎爽峰
~雲二つあはんとしてはまた遠くわかれて消えぬ春の青空~若山牧水

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第70回記念清和書展が、平成30年12月13日~20日、上野の東京都美術館にて開催されました。

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70回記念展ということで、通常の賞の他に「70回記念賞」が設けられ、評議員以上の受賞者と理事の中から1名選出されました。

清和書展70回記念賞
頓所芳梢理事

全体図

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作品部分
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右から会長賞(大沼爽映幹事)、毎日新聞社賞(田中千恵子幹事)、特別賞(大埜荷舟幹事、北村芳雪幹事)の作品。

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当会では毎年、清和書道展と毎日書道展の上位受賞者には、和堂コレクションから貴重な年代物の硯が贈られます。

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楢原萠春会長の作品。

柿渋で染めた紙や、ぼかしが入った美しい紙に千載集和歌が書いてあります。
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仮名主流の当会ですが、数年前から近代詩文の小品の展示も始めました。
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恒例の特別展示のテーマは「和硯」で、和堂コレクションより、産地
19か所 約30面の和硯が展示されました。現在日本で作られる硯は、宮城県雄勝町で算出する玄昌石が多数を占め、他の産地では殆ど制作されていませんが、和堂先生が生前収集されたコレクションには、岩手県から九州まで幅広い産地の貴重な硯が含まれ、赤い雨畑硯や上杉家が所蔵していた豪華な那智石の硯などが展示されました。

和硯の展示

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第1室に受賞者の作品、和堂先生の遺墨・会長・副会長・常任理事の作品が展示されました。

今回は出品点数が多かったため、2×6や半切の縦書き作品で2段掛けになったものがあり、展示方法を工夫してほしいという声がある一方、横書きの作品を多くしてほしいという意見もあり、限られた会場での展示方法に課題が残りました。

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ワークショップ「毛筆に親しむ」では、初めて筆を持つ方にも楽しんで頂けるよう当会インストラクターがサポートしながら、皆さんに色紙と年賀状を書いてもらいました。週末には300人ほどのお客様にお越し頂きました。


外国人のお客様

ワークショップ開催のスペースには、子どもたちの作品が壁いっぱいに展示されました。
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月15日の土曜日は、学生部の授賞式、書道パフォーマンス、製硯師の青栁貴史氏による講演が、東京都美術館の講堂で行われました。

書道パフォーマンスでは、大きな字を書く組と、音楽に合わせてダンスをする組の2組に分かれ、「忍たま乱太郎」と「どらえもん」の2曲の音楽に合わせたパフォーマンスが行われました。
歌に合わせて書いて踊って

続く製硯師の青栁貴史氏と、寳研堂の青柳社長の、親子でご出演頂いた講演では、スライドを使いながら、作硯の工房や原石の採掘現場などに関して興味深いお話を頂きました。月の石を持参下さり、今後、その石で硯を作る予定とのことでした。

情熱大陸などで紹介されていたのでご存知の方も多いかもしれませんが、青木氏は、世界中にファンを持つ著名な製硯師としてご活躍中です。

(情熱大陸のリンクが見つからなかったので、こちらのリンクをご参考まで)
青柳貴史 ゴロウデラックス


親子で講演

70周年を記念する展覧会でしたが、清和書道会らしい、和堂先生の流れを汲んだ美しい仮名や写経作品の他に、漢字や近代詩文の作品、子どもたちの作品などが加わり、バラエティーに富んだ展覧会となりました。

今回は約3500名の来場者数があり、出品点数は、前回と比べるとかなりの増加が見られました。お陰様で盛況のうちに70回記念展を終えることができました。


来年の1月6日まで、東京都美術館で、「見る、知る、感じる―現代の書」展が開催されています。

公募団体で活躍する6名の作家を紹介する展覧会です。展示構成は2つに分かれ、前半は「見る、知る」書として漢字、仮名、現代詩文、後半は「感じる」書として、大字書や前衛書などの作品を紹介しています。

書道に親しみや興味のない方でも、「こんな書もあるんだ!」と、まさにタイトルの通り、作品を感じることのできる展示になっています。

金敷駸房先生の「槐多の瀧(部分)」。本一冊分がロール紙に書いてあります。1年かけて制作されたこの作品は、書いている時間を凝縮すると24時間約一か月ずっと書き続けたことになるとのことです。部屋いっぱいに、文字が流れるように展示してあります。
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菊山武士先生の「あめの記憶(部分)」。無限のバリエーションで「あめ」と書かれた小紙が壁一面に展示されいて圧巻です。

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学芸員の方が「この作品はぜひもう一度多くの人に見てほしいと思っていました」とおっしゃっていた、千葉蒼玄先生の「鎮魂と復活」。

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東北大震災のことが書かれている新聞記事が、15メートルのボードをびっしり埋め尽くしていますが、遠くから見ると、波が押し寄せてくるようです。どうやってこの壮大な作品を書いているんだろうと気になっていたら、「書いている時は幽体離脱をしているみたいに、上から作品全体を見ている自分がいる」と作家ご本人がお話されていました。

会場に数か所設置されているスクリーンには、各作家の方たちの制作風景が流れています。仮名の秋山先生の小筆の運筆が創造以上にゆっくりだったり、上記雨シリーズを菊山先生がものすごいスピードで「あめあめあめあめ」と一気に書かれていたり、他にもトークで制作のバックグラウンドを知ることができてとても興味深いので、こちらもお時間あれば御覧になることをおすすめします。

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