カテゴリ: イベント

512日、町屋文化センターで漢字勉強会が開催されました。講師に種家杉晃先生をお招きし、今回は懐素の自叙帖の勉強です。線質が「かな」に通じるものがあるということからでしょうか、担当の岡崎先生が選んだものでした。紙は半切ですが、会議室が1室しか借りられなかったので床で書くことができず、机の上で書くことになりました。自叙帖は狂草と言われるくらい懐素が自在に書いているので、あまり漢字の勉強をしない者には難しいものでしたが、皆さん時間いっぱい勉強されていました。

(植村正記)

種家先生の参考作品
写真-1

写真-2 

2019年4月21日、石川県小松市にある日本自動車博物館にて、フェアレディZ生誕50周年記念フェスティバルが開催されました。

当会の会長がゲストとして参加したので、その様子をご紹介します。

日本自動車博物館は、1978年に富山県に開館した日本で最初の自動車博物館です。
その後、美しい景色が広がる加賀温泉郷の近くの石川県小松市に移転し、現在に至っています。

IMG_9568

東京駅にどことなく似ているこの総レンガの立派な建物に、約500台の車が展示されています。昔の建物を利用しているのかと思いましたが、この博物館のために新築されたものだそうです。

IMG_9557

敷地内には、趣のある洋館が併設されていました。昔病院として使用されていた明治時代の建造物が取り壊されると聞いて、博物館の先代館長がここに移築したものとのことでした。


IMG_9604

3階建ての広い館内には、貴重な車がずらり。ここでしか見ることのできない、歴史的価値のある車も多数展示してあります。

IMG_9753

映画ローマの休日で使われていた車や、ダイアナ妃が乗車した車や、ととろのネコバスのような昔のバスが展示されていたり、車好きでなくとも楽しめます。

IMG_9712

昔日本で使用されていた消防車

IMG_9699

私が子どものころ、母親が乗っていたのと同じ型のシトロエンを発見!
母親のシトロエンは中古のかなり使い込まれてる車だったため、車体の床に穴が開いていて、乗っていると地面が見えて怖かったのを思い出します。

IMG_9649

そしてなぜか館内には、世界各国のトイレが。

IMG_9694

4月21日、こちらの博物館でフェアレディZ誕生50周年記念フェスティバルが開催されたため、全国からZのオーナーが集合していました。

IMG_9608

IMG_9559

初代Zのオーナーで結成されたCLUB S30の方たちのフェアレディZが並んでいます。東京方面の方たちは朝5時に出発し、その後大阪や名古屋、新潟方面の方たちと合流し、初代Zを連ねてここまでツーリングしてきたそうです。

IMG_9780

こちらはフェアレディと、全く同じボディのミニカー。ミニカーはフェアレディのオーナーさんが、アンティークのおもちゃのミニカーを購入し、その骨組みを利用して、すべて手作りされたそうです。細部まで本体と一緒で、会場の女性たちのハートをつかんでいました。

IMG_9765

当会の会長は、定年退職後は書道をしていますが、以前はバリバリの理系エンジニア。日産自動車で初代フェアレディZのエンジン設計を担当していたことがあるので、この日はゲストとして講演会に参加し、フェアレディZの開発秘話や、当時の苦労話などを講演しました。

IMG_9747

フェアレディのオーナーからのリクエストで、ボンネットにサインをする会長。

IMG_9760

2014年に会長が出版した「フェアレディZ~開発の記録」の販売とサイン会も開催されました。限定で出版されたため現在は書店で購入できませんが、アマゾンなどのサイトを見てみると、中古で6,000円から10,000円ほどの価格で販売されているようです。この日は定価の1500円で販売されました。
(購入ご希望の方がいらっしゃいましたら、清和書道会までご連絡頂けましたらご対応可能かと思います。メールアドレス:houjinseiwa@poppy.ocn.ne.jp)

IMG_9719

CLUB S30の方たちとの記念撮影

IMG_9792

博物館では、6月30日までフェアレディZ生誕50周年記念企画展として、フェアレディの誕生からフェアレディZに至る流れを、フェアレディZの他、9台の車両を特別展示して紹介しています。

IMG_9634

フェアレディ関連の資料展示コーナー。会長のサインもありました。

IMG_9625


1月19日、清和書道会総会と、昨年の清和書道展の授賞式と祝賀会が開催されました。
会場は、昭和36年に開業した、上野の老舗中華料理店「東天紅」の祝賀会場です。

東天紅

120名の出席者を迎え、華やかな会場となりました。
IMG_7435

昨年創立70年を迎えた清和書道会は、今月発行された競書誌が797号になり、もうじき800号目が発行になります。

開会に際し、清和書道会は和堂先生が亡くなられてから法人化され、運営には会員一人一人が関わっているので、是非今後もみんなで会を盛り上げて頂きたいと会長より挨拶がありました。

IMG_7429

祝賀会に先立ち、総会では畑中常任理事より、昨年の事業報告と決算報告、今年の事業計画がありました。昨年は創立70周年を記念する記念展や、祝賀会などが開催され、当会にとって特別な年となりました。

IMG_7431

続いて授賞式が行われ、受賞者には賞状と記念品が会長より授与されました。
70回清和書展では、清和書展70回記念賞(1名)、会長賞(1名)、毎日新聞社賞(1名)、特別賞(4名)、全日本書道連盟賞(1名)、審査員賞(2名)、清和賞(17名)、特選(9名)、奨励賞(1名)、佳作(17名)、褒状(24名)、U23(10名)の賞が授与されました。

会長賞を受賞された大沼幹事。
IMG_7440

清和書展70回記念賞を受賞された頓所理事より、受賞者を代表したスピーチがありました。
IMG_7454

授賞式の後には、新役員、昇格者の紹介が行われました。
IMG_7458


会の後半では、祝賀会が開催され、和やかな歓談の時間となりました。
この日のメニューは、貝と鶏の炒め物、エビチリ、ちまき、酢豚、杏仁豆腐等々、老舗店らしい王道の中華料理です。
IMG_7464


受賞者の方々にお祝いの杯をつぎならが会場を回る植村斉会長。
和堂先生の後を継いだ当会の会長は、元自動車エンジニア。初代フェアレディーZの開発などに携わったことから、現在も書道の傍ら、Zに関する講演会などを行っています。

IMG_7461

受賞者の方々。
IMG_7463

祝賀会では恒例の福引も行われ、賑やかなうちに閉会となりました。


今年の第七十回「清和書展」では、特別揮毫「大きく書いてみよう!」を行います。中学生、高校生、大学生などの若手を中心に、書道パフォーマンスを行うというものです。12月15日の本番に向けて、8月7日に参加メンバーが集まり、練習会を行いました。その様子をご紹介します。

清和書展では初の試みですので、まずはどんな内容にするかを話し合っていきました。学生部の授賞式の後に行うので、子どもたちも見て楽しめる内容にしたいと考え、アイディアを出し合いました。その結果、「曲に合わせてその歌詞を書く」というパフォーマンスをすることになりました。曲は、多くの子どもたちが知っている、アニメの主題歌になりました。何の曲かは当日のお楽しみです。

パフォーマンス

歌詞を漢字かな交じり文で二×六の紙に書いていきます。漢字かな交じり文を書くこと自体が初めてというメンバーがほとんどでしたので、始めはどのように書くかとまどっていました。しかし、筆を二本持って書いてみたり、どの言葉を中心に書きたいかを考えて、様々な構成を試したりしているうちに、思い切って大きな動きで書けるようになってきました。曲に合わせて書く練習もし、この日の練習を終えました。今は、本番に向けて、各自練習を重ねているところです。

パフォーマンス2


今回の特別揮毫に向けては、練習用紙を多くの先生方に提供していただきました。本当にありがとうございました。参加メンバー一同、がんばって練習していますので、ぜひご覧いただき、楽しんでいただければと思います。


 (鈴木浩清記)

 

当会創立者の植村和堂先生は、古筆収集家としても知られていました。
膨大な数のコレクションのうち、文化財として特に貴重なものが数十点、東京国立博物館に寄贈されています。

国立博物館の壁面にある寄贈者一覧 
IMG_5367

IMG_5366

書道会によっては、自身で保管しているコレクションを、勉強会やイベントの際に会員や一般に公開したりしてるケースが見られます。

博物館に寄贈された場合、それを会の皆にも見せてもらうことはできないものだろうか?と前々から願っていたのですが、博物館の方にお願いしてみたところ、観覧会の開催を快諾頂きました!

観覧ツアーは、8月未明、東京国立博物館本館の地下で行われました。
学芸員の方に、会場まで案内して頂きました。

裏の扉から入り、
IMG_5311

2トンの重量に耐えられるというエレベーターで地下におります。
IMG_5315

昭和レトロな雰囲気の漂う、長い廊下が続きます。
IMG_5316

鑑賞会が行われた部屋。
IMG_5317

寄贈品の中から、観覧を希望した古筆が並べられていました。
今回は、11世紀から13世紀のものを中心に、7点鑑賞します。

IMG_5364

学芸員の方が、一つ一つ壁にかけてくださいます。

古今和歌集巻20断簡(関戸本) 伝藤原行成筆 平安時代 11世紀

IMG_5325

仮名書道をやっている人ならば必ず臨書する関戸本。
ガラスケース越しではなく、目と鼻の先でじっくり鑑賞することができるので、墨の色や線質、紙の質感など、直に感じることができます。平安時代のものなのに、墨の色が全く褪せていなくて、本当に美しいです。

IMG_5324

拾遺抄切 伝藤原公任筆 平安時代 11世紀

IMG_5328

紙には雲母が引いてあり、光を当ててみると、表面がきらきら光ります。

IMG_5335

針切 伝藤原行成筆 平安時代 11~12世紀
小さくて細かい字ですが、筆遣いが鋭く、エネルギーを感じる作品です。
IMG_5337

軸に使われている布も凝っています。室町時代のころの布だそうです。
古筆鑑賞は軸も含めて鑑賞する面白さがあるので、是非軸装にも注目してほしいと、使用されている生地や軸の決まりごとなどに関して学芸員の方が色々説明して下さいました。

IMG_5339


古今和歌集断簡 藤原定実筆 平安時代 12世紀
料紙に蝋箋が用いられています。

IMG_5343

古今和歌集(通切) 【重要美術品】伝藤原佐理筆 平安時代 12世紀
重要美術品とは、昭和はじめの制度で、国外に貴重な美術品が流出しないように指定されたものとのことでした。

IMG_5346

昭和18年に指定されたもののようです。巻物と一緒に入っていた書類。
IMG_5347

こちらも一緒に箱に入っていたハガキ。古物商から植村和堂宛のハガキで、「120円で買いませんか?」と書いてあります。

IMG_5348


記録切 藤原定家筆 鎌倉時代 13世紀
藤原定家の日記断簡。
IMG_5356

御文庫切
藤原家良筆 鎌倉時代 13世紀

IMG_5362

学芸員の方にご説明を頂きつつ、2時間くらいじっくりと至近距離で鑑賞することができ、古筆を肌で感じる、すばらしい体験をすることができました。

急に決まったツアーではありましたが、この貴重な機会、これからの書道会を担っていく会の若手の方たちにも経験して頂きたい!と思い、若手書家の方たちにも希望を募ってはいたのですが、あいにく組まれた日程が平日ということもあったため、今回は参加できた方が僅少だったのが残念ではありましたが、幸いにもまたこのような観覧の場を設けて頂けるとのことでしたので、次回は少しでも多くの方が参加できたらいいなと思います。

↑このページのトップヘ