年明けは書道展ラッシュです。

日本書道界を代表する方たちの作品が一堂に会するので、とてもよい勉強になります。
ほとんどが無料というのもポイント高いです。

色々なところで開催されますが、銀座では毎年多くの書道展が新年に開催されるので、今年も銀座書道展めぐりに行ってきました。

銀座画廊美術館では、3つも書道展が開催されていました。
まずは「毎日チャリティー書展」へ。

2014毎日チャリティー展

1985年から続いている毎日書道会主催のチャリティー書展では、作品が3万円強から7万円弱で販売され、売上は社会福祉事業に使われます。
今年は271点の出展があり、清和書道会からも数人参加しています。

齋藤美子副会長の作品『古都の春』(売約済)
齋藤先生作品

次に、下の階で開催されていた「雅涎会書展」へ。
こちらは、丑歳生まれの、明治、大正、昭和、3世代にわたる書作家「雅涎会」会員による展覧会です。
清和書道会からも、小久保展代常任理事が参加されています。

雅延会

出品作品は現代書壇のあらゆる傾向を網羅しているというだけあり、古典から前衛までバラエティーに富んでいて、伝統的な書の枠を超えた、モダンアートのような作品もたくさん出展されていました。

こちらは、NYでも個展を開かれ、グローバルに活躍されている小山みづほさんの作品。

小山みづほさん作品

隣の会場では、書燈社の新春展が開催されていました。
書燈社は、特に現代文体の書を標榜する団体として注目されている書道会です。
壁いっぱいの大字や、ローマ字が入っていたり、横書きだったり、自分の言葉を切り絵に書いたりと、自由でモダンな作風が多く、楽しい展示会でした。

書燈社

次は東京セントラル美術館で開催されていた「現代の書 新春展 100人展」へ。

100人の「午」をまとめて一つにした作品。
色々な午があって面白いです。
100人展

「100人展」は、60歳以上の毎日書道展名誉・参与・審査会員より選考された作品の展示会で、清和書道会からは、佐藤芙蓉常任理事の作品が出展されました。

佐藤さん作品

最後は、銀座和光最上階にある和光ホールの「現代の書 新春展 31人展」へ。
昨年も同会場で開催されましたが、現代書壇を代表する先生方の作品が一堂に会しているので、とても見ごたえがあり、大好きな展覧会です。

会場はゆったりできる雰囲気なので、落ち着いて見ることができます。
セントラル美術館や銀座画廊美術館に比べると、照明のトーンがとても落ち着いていて、個人的にはそれだけで作品の見え方にかなり違いが出るように思います。絨毯もふわふわで歩いていて気持ちがいいし、バックには静かにジャズピアノの音楽が流れていて、贅沢な空間が演出されています。

和光ホール

一連の書道展は1月12日までのところがほとんどなので今年はもう終わってしまいましたが、恒例のものがほとんどなので、来年、ご興味がある方はお正月の行事に「銀座書道展めぐり」を入れてみてはいかがでしょう?

書道にあまり馴染がない方でも、お買い物や美味しいものを食べに行ったついでにふらりと立ち寄ってみるだけでも楽しいですよ。