六本木の国立新美術館にて、8月3日まで毎日書道展が開催中です。
http://mainichi.jp/feature/news/20140710k0000m040038000c.html
http://www.nact.jp/
第66回を迎える今年の毎日書道展は、総出品数が3万3000点を上回り、清和書道会からは304点(うち4点はU23)の出品があり、16点の入賞がありました。
「毎日賞」を受賞した清和書道会の宮崎洋流幹事の作品。
それにしても、前回初めて来たときも思いましたが、とにかく数がすごいです。
国立新美術館の3フロアを使って、112部屋に、作品がぎっしり並んでします。
全部見るのは無理なので、取り急ぎ自分のついている先生や知り合いの作品がどの部屋に展示してあるか入口で調べてもらい、その作品を見に行き、後は入口付近の偉い先生方の作品を中心に見ることにしています。
正直、書の鑑賞に関してはよく分からないことだらけなので、なるべく多く本物の作品を見て、目を肥やすべく日々修行中です。
そんな修行中の身ではありますが、このような現代書壇の方々の作品が並ぶ展覧会でいつも目を引くのが小山やす子先生の作品です。小山先生の作品はいつ見ても「お!」と心惹かれます。
繊細で優雅で本当に美しいです。
料紙の色の組み合わせもお洒落だし、近代詩文書や前衛書や現代的な作品が多い中、伝統美と見事に融合した作品が際立っているように感じます。
清和書道会創設者の植村和堂の作品も、いわゆる古典の正統派です。伝統を継承した書体は美しく、見るものを魅了しますが、習うのはかえって難しく、同じようにはなかなか誰も書くことができません。
伝統的な美を継承しつつ、新しいものを作っていく。
書道だけでなく、芸術の世界では共通のテーマですが、とてつもなく難しいことだなぁと思います。
http://mainichi.jp/feature/news/20140710k0000m040038000c.html
http://www.nact.jp/
第66回を迎える今年の毎日書道展は、総出品数が3万3000点を上回り、清和書道会からは304点(うち4点はU23)の出品があり、16点の入賞がありました。
「毎日賞」を受賞した清和書道会の宮崎洋流幹事の作品。
それにしても、前回初めて来たときも思いましたが、とにかく数がすごいです。
国立新美術館の3フロアを使って、112部屋に、作品がぎっしり並んでします。
全部見るのは無理なので、取り急ぎ自分のついている先生や知り合いの作品がどの部屋に展示してあるか入口で調べてもらい、その作品を見に行き、後は入口付近の偉い先生方の作品を中心に見ることにしています。
正直、書の鑑賞に関してはよく分からないことだらけなので、なるべく多く本物の作品を見て、目を肥やすべく日々修行中です。
そんな修行中の身ではありますが、このような現代書壇の方々の作品が並ぶ展覧会でいつも目を引くのが小山やす子先生の作品です。小山先生の作品はいつ見ても「お!」と心惹かれます。
繊細で優雅で本当に美しいです。
料紙の色の組み合わせもお洒落だし、近代詩文書や前衛書や現代的な作品が多い中、伝統美と見事に融合した作品が際立っているように感じます。
清和書道会創設者の植村和堂の作品も、いわゆる古典の正統派です。伝統を継承した書体は美しく、見るものを魅了しますが、習うのはかえって難しく、同じようにはなかなか誰も書くことができません。
伝統的な美を継承しつつ、新しいものを作っていく。
書道だけでなく、芸術の世界では共通のテーマですが、とてつもなく難しいことだなぁと思います。