毎年6月には一般社団法人せいわ會の総会が開催されますが、総会後の恒例イベントとして、様々な分野の専門家をお呼びして講演会が行われます。
今年はゲストスピーカーに、小室かな料紙工房の三代目、小室久さんをお迎えしました。
http://kanaryoshi.com/artisan_studio/artisan/
小室かな料紙工房は、以前ブログで少しご紹介させて頂きましたが、恵比寿の料紙専門店「翠祥堂」の料紙を制作していらっしゃる工房です。
伝統的手法に則って丁寧に手作りされた料紙は、一枚一枚が芸術作品で、ため息が出るほど美しいです。
このブログにもリンクが貼ってありますが、料紙についての詳細は小室かな料紙工房さんのサイトに掲載されていますので、ご興味ある方はぜひご覧になってみて下さい。
http://kanaryoshi.com/kanaryoshi/
今回は料紙について、材料や道具、制作工程などについてお話をして頂きました。
こちらは料紙の版木です。材質は山桜の木で、浮世絵版画の彫り師さんに文様を彫ってもらうとのことです。
実演指導も行われました。
今回参加者が挑戦したのは、版木に砂子(銀の粉)を定着させた和紙を乗せ、上から陶器で紙をこすり、文様を「擦り出す」作業です。手袋をしているのは、手の脂が紙についてしまうと、墨を弾いてしまうからだそうです。
「擦り出し」と呼ばれる手法です。上の作業によって、無地の和紙に、美しい文様が浮かび上がります。
書道をやっていても、料紙をどのように作るのか、なかなか実際に目にする機会がないので、皆さん興味津々で実演に取り組んでいらっしゃいました。料紙工房の見学にもいつか行ってみたいです。
今年はゲストスピーカーに、小室かな料紙工房の三代目、小室久さんをお迎えしました。
http://kanaryoshi.com/artisan_studio/artisan/
小室かな料紙工房は、以前ブログで少しご紹介させて頂きましたが、恵比寿の料紙専門店「翠祥堂」の料紙を制作していらっしゃる工房です。
伝統的手法に則って丁寧に手作りされた料紙は、一枚一枚が芸術作品で、ため息が出るほど美しいです。
このブログにもリンクが貼ってありますが、料紙についての詳細は小室かな料紙工房さんのサイトに掲載されていますので、ご興味ある方はぜひご覧になってみて下さい。
http://kanaryoshi.com/kanaryoshi/
今回は料紙について、材料や道具、制作工程などについてお話をして頂きました。
こちらは料紙の版木です。材質は山桜の木で、浮世絵版画の彫り師さんに文様を彫ってもらうとのことです。
実演指導も行われました。
今回参加者が挑戦したのは、版木に砂子(銀の粉)を定着させた和紙を乗せ、上から陶器で紙をこすり、文様を「擦り出す」作業です。手袋をしているのは、手の脂が紙についてしまうと、墨を弾いてしまうからだそうです。
「擦り出し」と呼ばれる手法です。上の作業によって、無地の和紙に、美しい文様が浮かび上がります。
書道をやっていても、料紙をどのように作るのか、なかなか実際に目にする機会がないので、皆さん興味津々で実演に取り組んでいらっしゃいました。料紙工房の見学にもいつか行ってみたいです。