English will follow

水墨画は、基本の描き方さえ学べば、実際にスケッチをしたり写真を見たりしなくても、誰でもそのモチーフを描けるようになるので、初心者の方でも気軽に絵を楽しむことができるのが大きな特徴です。

この日のレッスンは、菊の描き方です。

生徒さんは、水墨歴2年ほどの、ブラジル人のMさん。
国際墨画会の講師資格コースに通っていらっしゃいますが、毎年夏にブラジルに帰国されるため、今まで参加できなかった課題を学ぶために、補講という形で3時間のプライベートレッスンを行いました。

線で花びら一枚一枚を描く方法と、面の一筆で花びら一枚一枚を描く方法、2パターンを学びました。

花びらを線で描く菊。葉は滲みを利用して、面描きの丸で表現します。
花びらの線が繊細で、葉の濃淡も出ていて、とてもきれいに仕上がりました。
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二つ目は花びらを面で描く菊。筆に絵の具を含ませて、一筆で花びらを表現します。
簡単にグラデーションが作れて綺麗に描くことがでる技法ですが、筆使いに慣れるまで苦戦される方が多いようです。

Mさんも、始めの方はうまくいかず、何度も練習されていました。
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レッスンが終わる頃には、こちらの菊もマスターされました!
時間の都合上、葉が乾いていなかったので葉脈を描き終わっていませんが、綺麗な作品が仕上がりました😊
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This is about 3 hours sumi-e private lesson held last week.
The lesson was about how to paint chrysanthemum in two ways: 
1) paint a petal with outlines, and 2) paint a petal in one stroke.
She first strugled to make brush strokes to paint petals with colours, but finally, completed beautiful pieces,  and managed to learn how to paint chrysanthemum in two ways!