2013年09月

上野毛の五島美術館で、10月20日まで「秋の優品展~禅宗の美~」展を開催中です。

http://www.gotoh-museum.or.jp/exhibition/open.html

鎌倉時代から江戸時代までの禅宗僧侶の墨跡や水墨画を中心に、禅宗文化を伝える作品が約50点展示されています。

禅僧の書は、個性や人間味に溢れていて、とても魅力的です。
誰がいつごろ書いたか等をあまり気にせず、とにかく自分が好きだなーと思うものを、感性のアンテナを張りめぐらせて鑑賞するととても楽しいです。

無準師範(1177-1249中国南宋時代の禅僧)墨跡。
「入」の字が、生きて歩いているみたいで面白いです。

禅宗の美

雪村周継筆 猿図と一行書の三幅対。
真ん中の掛け軸には「布袋和尚」と書いてあります。

写真 (3)

独特の画風で海外でも人気の高い白隠の筆による掛け軸も数点展示されていました。

白隠

美術館には大きな庭園があり、散歩するのにちょうどよい季節になったので、機会があったらぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

浩苑書道会では、毎年希望者を募り、神奈川県神社庁青少年書道展に出展しています。
テーマはお祭りや伝統文化を題材とした作品で、出展対象年齢は幼稚園から高校生までです。
毎年お教室からの受賞者を出していますが、第27回目を迎える2013年は、3名の受賞者がありました。
作品は、7月下旬に横浜そごう前の新都市プラザにて展示されました。


県総連会長賞
中田鈴夏(本町小6年)

神社庁書道展1

教化委員長賞
岩﨑菜々花(本町小2年

神社庁書道展2

神社庁長賞
水野魁政(厚木高1年)
 

神社庁書道展3

清和書道会では、毎年夏と冬に、1泊2日かけて稽古をする練成会を開催していますが、今年も9月14日と15日に、あざみ野のメロンディアにて夏季練成会が開催されました。

今年の参加者は29名で、講師に清和書道会副会長の斎藤美子先生と楢原萌春先生を、助講師に篠塚光風先生と小林清漣先生お迎えしました。

2013練成会2

夏季練成会では通常清和書展に出品する作品を練習しますが、今年は例年より清和展の日取りが早まり、作品締切日が過ぎてしまっていたため、各自自由に課題を選びました。来年の毎日展出品作品や、11月に締切りが迫る漢字昇段試験の課題など、それぞれの課題に取り組みます。

初日は13時から19時まで、翌日は9時から11時半まで、皆さん集中して、熱心にお稽古に励んでいらっしゃいました。

2013練成会

午後から作品の批評会が行われる予定でしたが、あいにくの台風で電車が止まる恐れが出てきたため、昼食後解散となりました。

平成26年誌上、学生部(幼年~高校)書初め展を開きます。
出品者全員の作品が機関誌「清和」に掲載され、優秀作品は表彰されます。
参加ご希望の方は、下記ご参照下さい。

掲載誌:平成26年2月号
作品の大きさ:半紙三枚版
締切:11月24日(日)
送付先:清和書道会「清和書初展係」
出品料:1000円
出品方法:清和誌上書初め展申込用紙に記入し、作品、出品料とともに提出して下さい。
(出品申し込みはなるべく支部単位で尾根が致します。作品と一緒に納付して下さい)

【課題】
幼年 「うめ」(名前を下に書く)
小1 「さくら」
小2 「はつゆき」
小3 「花だより」
小4 「春の七草」
小5 「今年の夢」
小6 「東雲春光」
中1 「白砂青松」(楷書)
中2・中3 「白砂青松」(行書)
高校 「初志貫徹」(行書)

10月14日まで渋谷 Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中のレオナール・フジタ(藤田嗣治 1886-1968)展に行ってきました。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/13_fujita.html

フジタ1

フジタの絵を初めて見たのは何年も前のフランスで、その時は彼のことをまだ知らず、なんだかわからないけどすごくいい!と思って感激したのを覚えています。名前を見て、作家が日本人だとその時初めて知りました。

ロンドンにいたころ、新人デザイナーの作る服やアクセサリーの展示会に行って心惹かれるものを手に取ると、デザイナーが日本人だったということが何度もありましたが、育った環境は違っても、同じ日本人としての感性が共鳴するのかな、と思って嬉しくなった記憶があります。

今回展覧会のメインになっていたのは、子どもを主題にした作品でしたが、フジタの絵で、私が特に好きなのは裸婦の油彩です。油彩なのに、繊細な線で裸婦の身体の線や柔らかい布の輪郭が描かれていて、「乳白色の肌」と表現される色彩は美しく、しっとりした雰囲気です。あの繊細な線はどのうように油彩で表現するのだろうとずっと不思議だったのですが、白絵具にベビーパウダー混ぜたものを下地に使用し、面相筆を使って墨で輪郭を描いていたということを知りました。

フジタ2

和と洋を融合させて、自らのオリジナリティー溢れる作風を開花させた作家は他にもたくさんいますが、今回の展覧会でも、そういった彼独自の絵の魅力を存分に感じることができました。

いずれ自分でも、墨を使って美しい独自の線を表現できたらと思いますが、取りあえずは目前に迫る11月の漢字部昇級試験に向けて日々修行中です。。。

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