橙月水墨画教室 Sumi-e class in Tokyo

西日暮里と世田谷用賀で水墨画教室開催中です。 渋谷の国際墨画会では、英語クラスを担当しています。 Sumi-e class in Nishinippori and Setagaya (Yoga) in Tokyo. International Sumi-e Association in Shibuya, English class lecturer.

国際墨画会が主催する体験教室の講師をさせて頂きました。

水墨画の道具や筆使いなどの基礎知識の説明の後、実際に墨で竹の作品を仕上げて頂くという、約2時間のコース内容です。

この日体験して頂いた方は全くの初心者とのことでしたが、とてもきれいな色が出ていて、完成度も高いものができあがりました!

現在オーストラリア在住のため、オーストラリアでいずれお教室をされたいとのことでした。これからのご活躍が楽しみです。


IMG_4543

今年も国際墨画会展の公募展に出品させて頂きました。
乃木坂の国立新美術館にて、6月12日から24日まで開催中です。

IMG_1743

日本を始め、アジア、ヨーロッパ、オーストラリア、南北アメリカ、アフリカからの国際公募入選作品を展示しています。

IMG_1749

私は今年は工筆画の技法を使って、インドやイスラムのアートからヒントを得たモチーフで、生命の樹を二点出品させて頂きました。墨と、日本の顔彩を使っています。

IMG_1756

青バージョン。こちらは朝日新聞社賞を頂きました。

IMG_1755

墨絵といっても、個性豊かでカラフルな作品が多く出品されていて、とても楽しい展覧会です。六本木周辺にお立ち寄りの際は、是非遊びに来て下さい。

私が学生のころから数年通っていたYAMATE美術セミナー
横浜の山手にありますが、森の中に佇む、童話に出てくる家のようなアトリエです。

yamate美術セミナー

ここで毎年アトリエ展を開催するのですが、私の書画作品も出品させてもらいました。

モチーフは水墨画の黒柴。うちで飼っている小麦です。
犬の上には、近代詩文書で小筆を使い、原田知世さんの「黒い犬」という歌の歌詞を書きました。

IMG_1356

水墨画や書道展では会場が墨色で溢れているのであまり感じませんが、油絵やデッサン、水彩の中に飾ってみると、墨の黒色は強いんだというのがよくわかります。淡い色から、油絵の色に負けない強い黒まで自在に出せる墨って、やっぱり面白いです。

IMG_1355

こちらが本物。絵を描いた時よりもかなり大きくなった、黒柴の小麦です。

IMG_9064



「世界を変える美しい本」という、タラブックスの絵本を紹介する展覧会に行ってきました。タラブックスとは、美しいハンドメイドの絵本を作っている南インドの小さな出版社です。
世界を変える美しい本ポスター足利

インドの民族画家による絵を、少し厚目の風合いのある手漉きの紙に、シルクスクリーンで一枚一枚職人さんが刷り、糸で製本した、工芸品のような絵本を製作しています。オールハンドメイドで、1冊1冊にシリアルナンバーが入っています。

tarabooks
画像: インド・タラブックスの挑戦 より(写真:松岡宏大)

初めてタラブックスの本に出会ったのは、京都の恵文社という、本のセレクトショップでした。アンティーク風の内装に、思わず手に取りたくなるような面白そうな本や、センスの良い雑貨が所狭しと並べられていて、ギャラリーも併設されているお洒落な本屋さんです。

そこで出会った、タラブックスの「夜の木」。

ダウンロード (1)

ページをめくると、インクのいいにおいが漂ってきて、なんともいえない味わいがあります。絵の一枚一枚が、今まで見たことのない不思議な世界で、すっかり魅了されてしまいました。

夜の木

そんなタラブックスが出版する絵本を紹介する展覧会が、全国を巡回中なのですが、東京での展覧会に行きそびれ、現在は6月まで栃木県の足利市で開催中とのことだったので、足利市立美術館まで足を運んできました。

IMG_0314

今までタラブックスが出版した絵本の原画や絵本が多数展示されていて、とても見ごたえのある展覧会でした。

「夜の木」原画
IMG_0428

「太陽と月」原画
IMG_0420

日本語版「太陽と月」。夜の木同様、日本語版はタムラ堂さんが発行しています。
太陽と月


インド西部、ワールリー族の画家による絵
IMG_0410

インド版「ピノキオ」
IMG_0338

インド中央部、ビル族の画家による絵。
IMG_0359

インド西部、ミーナ族の画家による絵。
IMG_0374

インド東部、ミティラー画の女性アーティストによる絵。
IMG_0372

インドの民族画は、伝統的なパターンや図柄がベースになっていますが、それぞれのアーティストがとても自由に、活き活きとしたタッチで、私たちが学校で習う西洋画とは全く別の表現方法で独自の世界を創りだしているのが大きな魅力です。

6月2日まで足利市立美術館で開催し、その後は京都と福岡に巡回予定とのことです。

足利といえばフラワーパークが有名なので、こちらもちょうど藤が見ごろだったので立ち寄ってみました。藤が咲いている期間中は朝7時から開園とのことなので、平日8時ごろに行ってみたら人があまりいなくてゆっくり見ることができました。展覧会とフラワーパークをセットにするのであれば、朝早くに藤を見てから美術館に行くのがおすすめです。

IMG_9913

IMG_0206
IMG_0128








先月末まで東京国立博物館で開催されていた顔真卿展。

顔真卿

「書道をやっているなら絶対行っておいた方がいい」と色々な人に言われていたものの、混んでいると聞いていたし、正直(書道を勉強してはいるものの)漢字を見てもよくわからないし、わざわざ出かけるのはめんどくさいな、、、というのが正直なところでした。

でも結果は、行って本当によかったと思えた展覧会の一つになりました!

台湾の故宮博物院所蔵の、日本初公開、唐時代の僧、懐素による「自叙帖」には特に目が釘付けになりました。

jijojou

「酒を飲んで自己を解放し、草書で胸懐を吐露した」という懐素。文字がまるで生きているよう、とか、踊っているよう、とか、紙から直にエネルギーが伝わってくる、というような表現はよく聞きますが、書を鑑賞して、それをここまで強烈に感じたのは初めてでした。書のことがよくわかならくても、紙面を通じて何かが伝わってきて、大きく心を揺さぶられました。

展覧会目玉の、顔真卿の「祭姪文稿」は、展覧会場内でそれを見るための列に並ぶこと20分、やっと順番が回ってきて見ようとしても、係の方に「立ち止まらないでください!」を連呼されるので、素通り状態。鑑賞するというより、まさに「見た」というだけでした。

saitetsubunkou

それに比べ、懐素の書は並ばずにじっくり見ることができたのもよかったです。

「自叙帖」は本も売っていますが、このような長い巻物は、右から左へ、全体の流れを感じるのが醍醐味だということが、会場に足を運び、実物を見てよく分かりました。

本のコピーを貼り合わせたハンドメイド自叙帖:))
自宅で懐素ワールドに浸れます!
臨書にも役立ちそうです。

IMG_8081


↑このページのトップヘ