レストランNAZEMで、シリア料理を食べに行ってきました!

レストランNAZEM

レストランNAZEMは、シリア難民の就労支援を目的に、クラウドファンディングで資金が集められ、期間限定で青山にオープンしたレストランです。

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クラウドファンディング~シリア難民シェフに厨房を!~

シリア料理レストラン

私はクラウドファンディングが終了してからこのプロジェクトのことを知ったので、クラウドファンディングで支援はできませんでしたが、一般の人も予約なしでレストランに入れるとのことだったので、ランチに行ってきました。

プロジェクトを立ち上げた代表の森川さん始め、お手伝いされているスタッフの方たちの熱意が伝わってくる空間でした。こういう若い方たちのすばらしい活動、微力ながらエールを送りたいです。

シェフを務めるのは、シリアのシェラトンやカールトンなどの一流ホテルで長年シェフとして活躍されていたナーゼムさんです。

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スパイスが効いたグリルチキン。

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ナーゼムさんの料理は、野菜がたっぷり入っていて、とても優しい味で、初めてシリア料理を食べる日本人の舌にもぴったり。

シリア風ピラフ。

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ひよこ豆のペースト、ホンムス。レモンが効いています。

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ビュッフェスタイルで、ワンプレートドリンク付きで1500円。
週末は行列していたようで、閉店時間前に売り切れになってしまうほどの盛況だったようです。

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私は昔シリア大使館で働いていたこともあり、ご縁があってシリアには戦争前の平和な時期に数回訪れたことがありますが、文明の発祥地である土地にはあらゆる時代の遺跡や建築物があり、文化が豊かで本当に素晴らしい国です。一日も早く復興することを願ってやみません。

今回は9/4-13日の期間限定ランチのみのレストランでしたが、継続的にオープンする可能性も視野に入れているとのことでしたので、またレストランが営業することがあるようだったらぜひ食べに行きたいと思います。



書道の先生からはよく、「練習する時は、同じのをずっとやっているよりは、色々なものを少しずつやって数をこなした方が、作品の幅が広がって上達する」と言われます。

1)漢字(楷書、行書、草書、隷書、写経)
2)近代詩文
3)仮名(臨書、創作)
4)水墨画
5)工筆画

今やっている課題が上の5つ。

私の場合、一つやり始めると、つい同じものを納得がいくまでずるずると続けてしまいますが、練習は「毎日少しの時間でいいから、継続して、数をこなす」のが大事ということで、数か月前から朝活を始めました。最近、歳のせいか(?)早く目が覚めてしまうので、一石二鳥です。毎朝(二日酔いの日は除く)1時間程度(出勤前の難しい時は15分でも)、日替わりでテーマを変えて練習します。

作品制作の時はある程度まとまった時間を確保して、気合を入れて気持ちを切り替えないとダメなので、朝活では基礎の練習、午後や午前にまとまった時間が取れる時は作品や課題制作をすることにしました。

始めたのはいいものの、一番大切で難しいのは「継続」なので、これが朝起きて水を飲むのと同じように習慣化できればいいのですが。。。気を抜くと怠け癖がひょっこり顔を出す自分との戦いですね。



秋の清和書道展の作品制作。

今年は紫陽花の歌を3行で書いて、下に紫陽花の絵を添えるという構成にすることにしました。

仮名は、さらさらーっと蛇行する線が美しいので、そういうのを書いてみたいと思って構成を考えましたが、この蛇行する線が難しい!
猛暑の夏、唸りながら苦行のようにひたすら書きまくり、ようやくこの出来ですが、今の自分の実力だとこれ以上は無理なので、今年はここで打ち止めです。

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並行して制作していた紫陽花の絵。
毎年「絵が目立つ」と言われるので、今年の目標は「絵は控えめに、書と一体になるように」です。

去年の作品

一体になるようにまず、絵は書と同じ紙を使うことにしました。
そのままだと滲んでしまうので、ドーサを引き、書と同じ色の茶墨を使います。
近所に咲いていた紫陽花のスケッチをして下絵を作ったら、墨と面相筆を使って線描きです。

紫陽花下絵

線描きが完成したら、次は色塗りです。
いきなり濃い色を塗るとむらになり、透明感も出ないので、最初は薄く色をのばして、何度も重ねてグラデーションを作っていきます。重ねすぎても紙がもたないので、その加減がなかなか難しいです。
今回は、7-8回くらい重ねています。紫陽花の葉の特徴である、葉脈をはっきりさせたかったので、少し太めに白を残すことにしました。

「無限・・・」と思えるくらい、ひたすら墨の重ね塗り・・・。
なかなか思うように濃くならないので、いつ終わるのかと心配になりましたが、やっと完成しました!!!

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完成した絵を書と合わせてみたら。。。

やっぱり絵が目立つ!
がーーーん。
なんだかあんまり仮名の書と会いません(´;ω;`)ウゥゥ
行書の作品と合わせて、漆の赤い額縁とかに入れて、中国調にしたら合うかもしれないです。
実を金色に塗っても可愛いかも、などなど頭の中で想像は膨らみますが、仮名に合わないので却下です。

気を取り直して、今度は青墨を使って、淡い色で描くことにしました。
葉脈も目立たないようにして、リアルな水滴も省略することに。

またまたひたすら苦行の重ね塗り。
途中で「なんでこんなめんどくさいの選んじゃったんだろう」と後悔が頭をよぎりましたが、ここまできたらもう遅い。
蝉の鳴き声を聞きながら、墨をぬりぬり10数時間。
淡い感じを出したかったので、葉っぱに少し色を重ねてみました。

完成!

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仮名の雰囲気にはこちらの方が合いそうです。
書も、青墨を使って再度書き直しました。

作品を制作していていつも思うのが、実際にアウトプットしてみないと、どんなものが生まれるか自分でもなかなか予測がつかないということです。頭の中で考えていたのとは違うがっかりなものができたり、逆に思いがけず面白いものができたり、作っている途中で変化したり、失敗だと思ったものがよかったり。アウトプットされたものを見て、また新しいものが生み出されるので、とにかくたくさん作るのが大事だなー、と思います。





私がよく聞いているラジオのプレゼンターの林田直樹さんと、ギタリストの鈴木大介さんによる、フラメンコギタリスト・カニサレス2018来日記念トークイベントに行ってきました。

カニサレス2018来日公演

現代フラメンコギターの最高峰と言われているカニサレスですが、私は以前民放バラエティーで日本人の奥様がどうやって彼と知り合って結婚に至ったかという番組を見て名前を知っていたただけ。

世界の日本人妻は見た

ほとんど前知識もなくイベントに参加したのですが、林田さんと鈴木さんのトークに引き込まれたということもあって、すっかりカニサレスの世界に魅了されてしまいました。

「鷹が獲物を狙うような」という表現をされていたカニサレスの演奏。厳格なリズムと、色気のある音色。

フラメンコの音を「洞窟の中の影」、クラシック音を「太陽の光」に喩え、両方の調和と融合を追求したという、カ二サレスの新作アルバム「洞窟の神話」の話では、鈴木さんが実際に「影」の和音と、「光」の和音をギターで再現してくれました。カニサレスは、その二つの和音を曲中で重ねるという斬新な試みをしているとのことで、CDをかけながら「この曲の最後のこの部分!」という鈴木さんの言葉に、「ほー、なるほど。言われなくちゃわからないけど、言われて聞くとなるほど」と、耳を傾けます。

カニサレス新作アルバム「洞窟の神話」

プリミティブなものが未来的なものにふと現れ、新しいけれど伝統に根差した芸術。
複雑に聞こえるけれど、元を辿ると、とてもシンプルな音。シンプルだからこそ出せる透明感。

トーク中は、絵や書の世界にも通ずるキーワードがたくさん出てきて、とても刺激になりました。

今年の来日公演では、カニサレスの他に、歌、舞踊、パルマ(手拍子)が加わり、5名による公演になるそうです。それぞれが自分のダンスカンパニーを持っているような超一流のアーティストとのことで、ご興味ある方はぜひ。







当会創立者の植村和堂先生は、古筆収集家としても知られていました。
膨大な数のコレクションのうち、文化財として特に貴重なものが数十点、東京国立博物館に寄贈されています。

国立博物館の壁面にある寄贈者一覧 
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書道会によっては、自身で保管しているコレクションを、勉強会やイベントの際に会員や一般に公開したりしてるケースが見られます。

博物館に寄贈された場合、それを会の皆にも見せてもらうことはできないものだろうか?と前々から願っていたのですが、博物館の方にお願いしてみたところ、観覧会の開催を快諾頂きました!

観覧ツアーは、8月未明、東京国立博物館本館の地下で行われました。
学芸員の方に、会場まで案内して頂きました。

裏の扉から入り、
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2トンの重量に耐えられるというエレベーターで地下におります。
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昭和レトロな雰囲気の漂う、長い廊下が続きます。
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鑑賞会が行われた部屋。
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寄贈品の中から、観覧を希望した古筆が並べられていました。
今回は、11世紀から13世紀のものを中心に、7点鑑賞します。

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学芸員の方が、一つ一つ壁にかけてくださいます。

古今和歌集巻20断簡(関戸本) 伝藤原行成筆 平安時代 11世紀

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仮名書道をやっている人ならば必ず臨書する関戸本。
ガラスケース越しではなく、目と鼻の先でじっくり鑑賞することができるので、墨の色や線質、紙の質感など、直に感じることができます。平安時代のものなのに、墨の色が全く褪せていなくて、本当に美しいです。

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拾遺抄切 伝藤原公任筆 平安時代 11世紀

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紙には雲母が引いてあり、光を当ててみると、表面がきらきら光ります。

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針切 伝藤原行成筆 平安時代 11~12世紀
小さくて細かい字ですが、筆遣いが鋭く、エネルギーを感じる作品です。
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軸に使われている布も凝っています。室町時代のころの布だそうです。
古筆鑑賞は軸も含めて鑑賞する面白さがあるので、是非軸装にも注目してほしいと、使用されている生地や軸の決まりごとなどに関して学芸員の方が色々説明して下さいました。

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古今和歌集断簡 藤原定実筆 平安時代 12世紀
料紙に蝋箋が用いられています。

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古今和歌集(通切) 【重要美術品】伝藤原佐理筆 平安時代 12世紀
重要美術品とは、昭和はじめの制度で、国外に貴重な美術品が流出しないように指定されたものとのことでした。

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昭和18年に指定されたもののようです。巻物と一緒に入っていた書類。
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こちらも一緒に箱に入っていたハガキ。古物商から植村和堂宛のハガキで、「120円で買いませんか?」と書いてあります。

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記録切 藤原定家筆 鎌倉時代 13世紀
藤原定家の日記断簡。
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御文庫切
藤原家良筆 鎌倉時代 13世紀

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学芸員の方にご説明を頂きつつ、2時間くらいじっくりと至近距離で鑑賞することができ、古筆を肌で感じる、すばらしい体験をすることができました。

急に決まったツアーではありましたが、この貴重な機会、これからの書道会を担っていく会の若手の方たちにも経験して頂きたい!と思い、若手書家の方たちにも希望を募ってはいたのですが、あいにく組まれた日程が平日ということもあったため、今回は参加できた方が僅少だったのが残念ではありましたが、幸いにもまたこのような観覧の場を設けて頂けるとのことでしたので、次回は少しでも多くの方が参加できたらいいなと思います。

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